熱中症とは、高温多湿な環境で体温調節機能に異常が出て、様々な体調変化が出てくること

を言います。

真夏の暑さがひどい時期はもちろん、まだ暑さに慣れていない初夏にも多いです。

軽度の時に我慢して症状が重くなる場合もあれば、特に高齢者や子供など、

軽度の時の体調変化に気づかず、重くなってしまう場合もあります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　◎初期症状としては以下のようなものがあります。

•  ・めまい、立ちくらみ
•  ・筋肉の痙攣、こむら返り
•  ・だるさ、吐気
•  ・頭痛
•  ・体温が高い
•  ・汗のかき方が異常 （大量にかく、全くかかない）

◎中度、重度の症状としては以下のようなものがあります。

•  ・頭痛
•  ・吐気、嘔吐
•  ・下痢
•  ・集中力の低下
•  ・体温上昇
•  ・意識障害
•  ・痙攣
•  ・過呼吸

　ひどいものになると命に関わります。

◎熱中症になったら・・・

　重症度にもよりますが、まずは涼しいところで休み、水分塩分を摂取しましょう。

　脱水状態のときは経口補水液がベストですが、なければスポーツ飲料水でも構いません。

　また、保冷剤などで脇や首を冷やすことで、体温を比較的早く下げることができます。

　呼びかけに応じなかったり、水分の摂取ができないような場合は迷わず救急車を

　呼びましょう。

◎熱中症対策！

•  ・普段なら大丈夫でも寝不足などで体調が優れないと熱中症になりやすかったりします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
•  　普段からしっかり睡眠はとるようにしましょう。
•  ・家の中にいる場合、エアコンや扇風機などを使って室温をコントロールしましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
•  　室温は２８℃、湿度は５０～６０％にするといいと言われています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
•  　※エアコンの設定温度ではないので注意しましょう！
•  ・水分はこまめにとりましょう。通常時はミネラルがとれる麦茶がおススメです。　　　　　　　　　　　　　　　
•  　汗をかいたときはスポーツ飲料水がおススメです。脱水気味には経口補水液がおススメです。
•  ・日中の暑い時間帯には極力外出しないようにしましょう。
•  ・無理をしないで、適宜休憩をとるようにしましょう。
•  ・冷感グッズを活用しましょう。

　　熱中症に注意して、夏をENJOYしましょう♪　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Nakazawa